芝生の上のサッカー雑記帳

サッカーについて語ります 芝生の上でのサッカーが好きです

遠藤の新たな起用法

日本代表とオランダ代表の対戦は2点差を追いつくなかなかのゲームでした。この試合では遠藤を後半から出場させることで、一気に攻撃のスイッチが入っていました。今までは遠藤の、ボランチの守備の脆さが日本代表の弱点の一つと言われていましたが、後半だけの起用ならば、ボランチの守備の弱さも軽減されます。また、交代で入ることで試合の流れを変える効果もあります。日本代表の選手は長友、岡崎を始めとしてスタミナのある選手が多いので、後半から攻撃に出ても相手より優位に立てるでしょう。特に、効果的なオプションが一つ増えたのは良いことだと思います。私にとってはこの新たな遠藤の起用法は予想外でした。

 

もし、遠藤がW杯後も日本代表に残ってくれるのならば、この起用法で日本代表の攻撃力を保ちながら、遠藤の後継者を探す、ということも可能ですね。

バルセロナのネイマール

開幕前から注目されていたバルセロナネイマールですが、私はかなり良い活躍をしていると評価しています。まだまだ得意とするプレーを100%出せていないですし、周囲とのコンビネーションにちぐはぐなところもあります。しかし、最も重要なメッシを活かすという役割は果たせています。ゴールもアシストもありますし、きちんと守備にも参加しています。ドリブル、パス、DFラインの裏を狙うプレーと、左WGとしてネイマールは良いプレーをしていると思います。課題は、バルセロナの選手はPA前ではコンビネーションでの崩しを狙いますが、ネイマールは無理にシュートに行ってしまって周囲とあっていないことです。積極的なシュートが、メッシに集中しがちなマークを分散することになればいいのですが。最後に、私はネイマールがメッシに代わって偽9番のポジションをやることがあるんじゃないかと思っているんですよ。でも、セスクがいるからないのかなあ。

前へ前へのインテル

今季のインテルは面白い。中盤で積極的にボールを取りに行くサッカーは見ていて刺激的。特に相手が中盤でバックパスをすると猛然とプレッシャーをかけてボールを奪ってしまうので見ていて退屈しない。このチームはWBが攻撃/守備に参加しないと攻守に人数をかけられないようなので、長友が重要な役目を担うことになりそう。後、アルバレスコバチッチにはゴールに近い位置でドリブルで相手を押し込んでほしい。

 

後、試合を見ていて気になったのはカンビアッソのボールを受けるときの動き。よくバルセロナの選手は止まった状態でボールを受けるといわれます。止まった状態のほうがボールをうまく扱えるから、止まってボールを受ける、と。カンビアッソはまさに止まってからボールを受けています。インテルの選手がボールをもって上がる、相手は下がる。そのときにカンビアッソは立ち止まる、そうするとカンビアッソの前には自動的にスペースができ、さらに止まった状態でボールを受けられるようになっています。そしてカンビアッソはパスを預かり、味方にさばいていきます。中盤の底の選手のお手本のようなプレーですね。

ブレ球FKを戦術に組み込めないか

サッカー界には、ロングスロー(スローインを遠くに投げる)を戦術に組み込んでいるチームがあります。そういうチームがあるのだから、ブレ球FKを戦術に組み込めないか考えてみました。

 

戦術に組み込むにはいくつかの課題が想定されます

・課題1 : FKを得る回数を増やしたい

>FWがポストプレーヤーとドリブラーの組み合わせならFKを得やすい

・課題2 : ブレ球FKの決定率を上げたい

>ブレ球FKを蹴れる選手が2人いればトリックプレーもできる

 

こういうことができそうなチームがあるかと考えてみると、本田がミランに加入すれば、バロテッリがFKを得て、バロテッリと本田の2人がブレ球FKでゴールを狙うということができそうです。