ミラノダービー感想
12月のミラノダービーですが、私はインテル側に注目して見ていました。インテルにはニアサイド入るFWが不足しているというのが感想です。
インテルはWBかグアリンがサイドからクロスを上げるというのが攻撃パターンだったようです。ときにはFWのパラシオがサイドに流れてクロス、という場面もありました。そしてクロスが上がるとパラシオがファーサイドに入り、その外側からWBが流れ込むというのがパターンのようでした。パラシオはDFと駆け引きができていましたし、両WBは良いタイミングでパラシオの外側からゴール前に入ってチャンスを作れていました。しかし、ニアサイドには誰も入っていないため、ファーサイドのパラシオにマークが集中して抑えられてしまう場面が目立っています。これはニアサイドに入っていくFW、MFがいればマークを分散させられて、解決できることだと思います。インテルにはそういうタイプのMFはいなさそうなので、FWを2人にしてグアリンを一列下げるのが一番だと思います。強烈なミドルシュートのあるグアリンはもう一つ低いポジションのほうが活きるでしょう。