2014/03/01 ストーク対アーセナル感想
この試合ではアーセナルの中盤のコンビネーションが今一つでした。この試合、アーセナルの中盤では、ボールを配るためにトップ下のロシツキーがボランチの付近まで下がってパスを受け、パスを出していました。アーセナルの中盤はこのときのコンビネーションが今一つでした。
ロシツキーが下がった時、左サイドのポドルスキは基本的にトップ下、中のほうへと入ってきていました、ポドルスキはFWタイプなのでこのこと自体は良いのでしょうが、ロシツキーが下がっているため、攻撃の人数が一人減ることになり、攻撃が十分に機能しない場面が多かったです。
ロシツキーが下がったときに他にどういうパターンが見られたかというと、ボランチのウィルシャーが上がっていくパターンが見られました。しかし、前述した中に入ってくるポドルスキとダブったり、上がるタイミングが遅かったりと効果的な攻撃にはなっていませんでした。
私としては、ロシツキーが下がってきた場合はウィルシャーが上がる、ということを優先したほうが良いと思います。ウィルシャーの攻撃力は魅力ですし、今季はボランチの位置から攻め上がるパターンで良いゴールも決めています。なので、左サイドのポドルスキとウィルシャーの関係がもう少し良くなればよかったなと思います。
また、この試合ではストークはサイドからクロスという攻撃を徹底していたので、アーセナルの両サイドバックが引き気味になり、攻撃参加ができにくくなっていたこともアーセナルの攻撃が不調だった原因だと思います。