FCバルセロナのサイド守備
FCバルセロナと言えば、中央からの攻撃で有名です。では守備はどうなのでしょうか。私の印象としては、今季のバルセロナはサイドでの守備を重視している、サイドでボールを奪おうとしているように見えます。バルセロナはサイドにSB、WG、MF2人の合計4人を集めてボールを奪う場面が多いです。さらにもう一人がフォローに行って、合計5人になっていることもあります。
サイドで守備をするメリットは?
バルセロナのメンバーを見る限り、中央からの攻撃が得意と見えます。ならばサイドに人数をかけて守備をするメリットはなんでしょうか。まず考えられるのは、
SBの押し上げが確実になる
バルセロナの攻撃にはSBの攻撃参加が欠かせません。そこで、SBが安心して攻撃参加するためにサイドの守備を確実にしているのではないでしょうか。
もう一つ考えられるのは、
サイドはプレスで守るのに適している
バルセロナの得意とするプレスによる守備は、中央よりもサイドに適しているのではないでしょうか。中央よりもタッチラインのあるサイドのほうがパスコースが少ないのだから、プレスを行いやすい。そんな風に考えているのではないでしょうか。
バルセロナのサイド守備は人数をかけてボールを奪いに行っているうえに、サイドチェンジを受けることがほとんどなくて見事です。